Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

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普段からの減塩のススメ

ここの所、脳卒中等、脳の血管疾患になる芸能人が何かと話題になっています。


有名どころでは、先日の磯野記理子さんですとか、比較的若いにもかかわらず、起きてますよね。


今回はそんな病気の中でも脳卒中のお話。


脳卒中は長年日本人の死因第3位でしたが、現在は肺炎が第3位となり、脳卒中は4位になっています。


でも、これは脳卒中になる人が大幅に減ったわけではないようです。

厚生労働省の調査では、脳卒中の患者数は平成20年の調査で133万9000人で、平成17年の調査の136万5000人よりもわずかに減少はしていますが、人口の高齢化により、脳卒中の患者は今後も増加していくと言われています。


では、なぜ脳卒中の死因が第4位に転落したのか?


それは、脳卒中の治療法が進歩して、死亡率が低下したからだそうです。


でも、脳卒中は後遺症が残りやすい病気。


命が助かっても、後遺症が残るケースはたくさんあり、脳卒中は寝たきりの原因の第1位(36.6%)となっている怖い病気に違いはありません。


寝たきりになれば、QOLはグッと下がり、健康寿命は短くなると言われ・・・


命は助かっても、寝たきりになってしまうと、人生の楽しみは少なくなってしまうと言われ・・・


と、いうことで寝たきりにならないためにも、そのような事が無いよう予防したいものですよね。



減塩



日本人は、昔から脳卒中になる人が欧米諸国と比べて多く、特に、脳卒中の中でも脳出血の割合が多いことが特徴です。

その原因は、塩分の取りすぎ。


日本食は塩分が多めの様子。


最近の研究で、塩分とは無関係の食塩非感受性高血圧があることもわかっていますが、塩分の取りすぎが高血圧の原因になる食塩感受性高血圧も高血圧患者の約4割いて、日本人は食塩感受性高血圧患者の割合が多いと言われています。


高血圧になれば、脳の血管がその圧力で破れやすくなるので、日本人は脳出血になる人が多いというわけです。


2010年の厚生労働省の調査で、脳卒中の死亡率がワースト1位になった都道府県は岩手県。


その岩手県で、ユニークな減塩活動が進められています。


岩手県の関係団体が「脳卒中予防県民会議」を組織して、県を挙げて脳卒中対策のための減塩への取組みを行なっており、その取組みの1つが味噌汁の塩分濃度の測定です。


長寿第1位の長野県は1981年から3年間、「県民減塩運動」で味噌汁の塩分測定などを行って、減塩に対する啓発活動をしたところ、主婦の1日の塩分摂取量は約5グラムも減少したことを参考にして、山形県では5年間で1万世帯以上を訪問し、味噌汁の塩分測定と減塩への啓蒙活動を行う予定です。


これで、減塩への意識が高くなって、脳卒中患者が減れば、というわけです。


減塩をしたくても、塩分を少なくすると、味気ない食事になってしまって、食事の満足感が得られない。


そういう場合は、厚生労働省が掲げる「塩分を控えるための12か条」を参考にしてはいかがでしょうか?


1.薄味になれる

2.漬物、汁物の量に気をつけて

3.効果的に塩味を

4.「かけて食べる」より「つけて食べる」

5.酸味を上手に使いましょう

6.香辛料をふんだんに

7.香りを利用して

8.香ばしさも味方です

9.油の味を利用して

10.酒の肴に注意

11.練り製品、加工食品には気をつけて

12.食べすぎないように


漬物や汁物など塩分の多いものは控え目にして、しょうゆやソースはかけるのではなくつける。

香辛料や酸味などを上手に利用する。


ちょっとしたことですが、これらを積み重ねて、美味しく、楽しく、生きていけるようにしたいですよね。

活性酸素を

『活性酸素』


最近よく聞く言葉ですが、具体的に何か問われると、いまいちピンとこない人が多いのではないでしょうか。


はたまた、『活性酸素』というと、活発な働きをする酸素という健康に良さそうなイメージが持っていませんか?



実際は、その逆。



活性酸素は、体内の細胞を酸化させてしまう物質です。


「細胞の酸化=老化」ですので、体内の活性酸素が増えれば、その分老化が早く進んでしまうそうです。



また、細胞の酸化は老化だけでなく、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病や
がんの原因にもららしく、、活性酸素は健康を害する物質であると言えるそうです。



活性酸素は、細菌やウイルスなどの侵入物から身体を守る免疫システムの代表である白血球が作り出す物質ですが、「食べる・寝る・呼吸する・歩く」など基本的な日常生活を送るだけでも体内で活性酸素は作られています。


つまり、特別なことを何もせず、ただ生きているだけでも、活性酸素は体内で発生してしまうのです(T_T)


活性酸素が大幅に増えるというシチュエーションがいくつかあります。


1つ目は喫煙。


タバコの有害物質を除去するために、白血球の活動が活発化し、活性酸素が増加します。
また、タバコの煙自体にも活性酸素の一種である過酸化水素が含まれています。

2つ目が感染症です。インフルエンザや風邪などの感染症にかかると、ウイルスや細菌から身体を守るために白血球が働きますので、活性酸素は増えます。


3つ目がストレス。

ストレスを感じると、ストレスホルモンであるコルチゾールが増加しますが、コルチゾールが増加すると同時に活性酸素も増加することがわかっています。


活性酸素を体内から取り除くには、抗酸化物質が必要。


体内でも抗酸化物質は作られていますが、活性酸素が増加したら、体内の抗酸化物質だけでは足りなくなってしまいます。

そのため、体外から抗酸化物質を摂取して、活性酸素を取り除く必要があります。


抗酸化物質というと、ポリフェノール、。緑茶に含まれるカテキンやブドウやブルーベリーに含まれるアントシアニンが有名どころ。


また、緑黄色野菜に含まれるカロテノイドも高い抗酸化作用があるそうです。


このほか、ビタミンCやビタミンEにも抗酸化作用があります。


抗酸化物質



積極的にこれらの食材を撮っていきたいものですね!!

糖質と糖類は違うらしい・・・

最近、「糖質制限ダイエット」とか「糖類ゼロ」というような言葉をよく目にします。


とにかく、甘いものを抜けばよいのかなって、漠然と考えるわけですが、調べてみると「糖質」と「糖類」って違うそうです。


脂質やたんぱく質に並ぶ三大栄養素のひとつである炭水化物というカテゴリー内には、
「糖質」と「食物繊維」が含まれています。


つまり、「糖質=炭水化物-食物繊維」という事がそうです。


だから、決して甘いもの、というわけではないんですね。


糖質には単糖類、二糖類、多糖類、糖アルコールなどがあります。


単糖類にはブドウ糖や果糖、二糖類にはショ糖(砂糖)、多糖類にはオリゴ糖やでんぷん、糖アルコールにはキシリトールなどがあり、このうち「糖類」に分類されるのは単糖類と二糖類になるのだそうです。



ちゅうことで、「糖質制限」だと、砂糖などの甘みのほかにでんぷん質など食物繊維以外の炭水化物を制限することになり
「糖質ゼロ」だとブドウ糖や砂糖などが入っていないということになります。


糖類のひとつである果糖は、その名前のとおり果物に多く含まれています。


果糖は、ブドウ糖と違い、肝臓で代謝されますので、血糖値が上昇しにくいという特徴があるそうです。


よって、甘いものがほしくなったら、果糖を使っているものを食べれば、血糖値の上昇が抑えられて、御菓子類を食べるよりは良いようです。


ところが、最近の研究では、果糖の取り過ぎが逆に肥満を招く可能性があることがわかってきそうで・・・



国立健康・栄養研究所は、果糖の取り過ぎは中性脂肪の蓄積を招き、コレステロールの合成を促進すると発表しています。


体内に中性脂肪が蓄積すれば、脂肪肝や肥満の原因になるそうで、帝京大学医学部の山内教授によると、果糖はブドウ糖の100倍もたんぱく質も結合しやすい性質を持っていて、糖類とたんぱく質が結合すると老化物質である
AGEs(終末糖化産物)を作る原因になるとのこと。


果糖を取ると老化が早まるというような子とまで指摘されています。


果糖は血糖値が上がらないというメリットはありますが、肥満と老化を促進する。


う~~ん、やはり何事も程々が大切なんですね~~。


「糖類」には含まれませんが、甘味料のひとつにオリゴ糖なるものがあろうそうです。


オリゴ糖とは、よくわかりませんが、単糖類が2~10個ほどつながったもののことだそうです。


オリゴ糖
どこかにいますオリゴ糖!!



オリゴ糖は、健康に良いというようなことが言われますあが、それはオリゴ糖には、腸内環境を整える働きがあり、善玉菌の栄養分となる事ゆえにのようです。


オリゴ糖と摂取すれば、その分善玉菌が増えますので、便秘の解消に効果があります。


また、オリゴ糖自体が腸内のコレステロールを吸収して排泄する作用もあります。


このほかオリゴ糖には、肝機能の向上や虫歯の予防、血糖値の正常化効果もあることが確認されています。


結論としては、どーーーーーしても、甘いものを食べたい場合は甘味料として使うなら、ブドウ糖や果糖、砂糖(ショ糖)より
オリゴ糖を使うようにしたほうが良いのかもしれませんね。


まぁ、何事も最終的には『量』がじゅうようなんでしょうけどね(T_T)

噛めば健康、カレーは飲んではいけません!!

昔、とある大食いタレントが「カレーは飲み物」という名言を言っておられましたが、健康的にはどうもそれは間違えのようです。



カレーは飲み物
この店は、彼をリスペクトしているのでしょうね。




よく噛まないと、特に「飲んで」いたりすると、肥満につながるようです。


肥満だから、カレーを飲めるのか、カレーを飲むから肥満になるのか、そのあたりの論議はさておき・・・


脳の視床下部には、満腹中枢があります。


この満腹中枢は、血液中のブドウ糖の濃度が上昇すると、「もう食べなくてよい」という指令を出すそうです。


この指令が出ると、満腹だと感じて、食べるのを止める仕組みになっているわけです。


ところが、この満腹中枢が働くのは、食べ始めてから20~30分程度かかりますので、
早食いだと満腹中枢が働き出す前に食べ過ぎてしまう、というわけです。


逆にいえば、ゆっくりよく噛んで食べると、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防止します。


なんとそれだけでなく、よく噛むと、食後にエネルギーが消費されやすくなって、ダイエット効果があるそうです。


東京工業大学の研究で、平均25歳の男性10人に300kcalの固形食品を1回はできるだけ早く食べ、もう1回はできるだけゆっくり食べてもらって、その後のエネルギー消費量や血流量を調べたところ、できるだけ早く食べた場合の消化・吸収のためのエネルギー消費は0.4kcalだったのに対し、ゆっくり食べた場合は10kcalを消費することがわかりました。


この差は1年間で脂肪1.5kg、1万1000kcalに相当するとのこと (-_-;)


ゆっくりよく噛むことは、最も健康的で簡単なダイエット方法の一つという事ができるわけです。


また、噛むことはストレス解消にも繋がるそうです。


ストレス解消やリラックスには、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを増加させる必要があるそうですが、セロトニンを増やすには、リズミカルな運動が効果的。


一定のリズムでよく噛むと、セロトニンの分泌を促しストレス解消につながるそうです。


野球選手やサッカー選手がガムを噛みながら試合に臨んでいるのは、余計なストレスを取り除いて、プレーに集中する為。


このほかにも、ゆっくりよく噛んで食べると消化促進や脳の活発化、虫歯予防などの効果もあり・・・


「噛む」って、以外に凄いと思いませんか・・・


と、いうことで、決して、カレーは飲んではいけません。


ちゃんと噛んで食しましょう(^o^)丿

ステーキと鬱の関係とは?

現状の日本の統計では、10人~15人に1人が、一生のうちに1度はうつ病を経験するそうです。


この数字って結構すごくて、決して他人事には思えませんね。

うつ病の予防法と言えば、、ストレスを溜めない、しっかり眠る、よく笑う・・・などがよく言われますが、とある食事でも予防に繋がるそうなのです。


その食事が、なんと、ステーキなどの『お肉』!!


お肉好きには朗報ですね。


肥満や高脂血症の原因になることから敬遠されがちなお肉ですが、うつ病の予防にはとても大切な役割を果た巣と考えられています。


うつ病から脳を守ってくれるのは、肉に代表される「タンパク質」で肉以外には、魚、卵、乳製品や、豆腐、納豆などの
大豆食品などからもタンパク質を取得する事ができます。


なぜタンパク質がうつ病を予防するのか?


そのメカニズムの秘訣は、脳の中の神経伝達物質に隠されています。


いろんな調査の結果、どうも、うつ病は、、脳の中の神経伝達物質が十分に分泌されないために起こる病気であることが
わかってきているそうです。


神経伝達物質は、脳の中に100種類以上存在し、脳の細胞から細胞へ、情報を伝達する役割を持っています。


その中でも、セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミンという3種類が、うつ病に関わっていることが明らかになっていて、具体的には、これらの分泌がストレスや過労などで減少してくると、脳の働きが低下し、不眠や食欲低下、疲労感など様々なうつ病の症状が出てくると考えられているのです。


更に、神経伝達物質の中でも、セロトニンと呼ばれる物質は、こころを安定させるのに大切な役割を果たしています。


このセロトニンの原料となるのが、肉などに含まれるタンパク質。


お肉をガツガツ食べることで、こころが安定するというわけです。
(そういえば、お肉をガツガツお腹いっぱい食べると、幸福感に溢れますもんね、っと、違うか(笑))


肉ってサイコー



忙しくなってきたり、体や心に疲労が溜まって料理や家事が億劫になってくると、どうしても食事は簡単なものになりがち。


それば、とてもいけない!!


コンビニで買ってくるパンや、1皿で済んでしまうラーメン、パスタなどは炭水化物ばかりでタンパク質が不足しがち。


案外、鬱病の原因はこんなところにもあるかもしれません。


もちろん健康のためには肉だけではなく、野菜や海草類もとても大切ですが、「健康の為に、そこそこ必要!!」という錦の御旗のもと、意識して『肉』をガツガツ食べましょう!!



まぁ、本当は、『肉』でなくても。乳製品やチーズ、納豆などの大豆食品でタンパク質はとれるんですけどね・・・

腰痛に効果的?正座について

腰痛。


なんと、推定2800万人、40~60代の4割もの人が悩んでいるそうです。


軽いものを含めると、人生のうちで一度は腰痛になったことがあると言う人がほとんどといっても過言ではありません。


腰痛の原因は様々ですが、原因として増えているのが

・運動不足

・座りっぱなしの姿勢(デスクワークなど)

・いつも同じ側に荷物を持つ癖

・足を組む癖


などの理由が挙げられるそうです。



特にデスクワークの人が増えているため、長時間椅子に座って前傾姿勢を取ることで、背中の筋肉が固くなり、腰に負担がかかりこれが腰痛を誘発するようです。


更に足を組んだり、片側でマウスを操作することで、左右のバランスが悪くなっていることも。


このような、椅子に座ると悪化するようなタイプの腰痛の場合に簡単かつ効果的な治療法


それが・・・『正座』らしいのです。


正座をすると、骨盤がきちんとおしりの上に乗り、簡単に背中がまっすぐになります。


椅子に座るとどうしても前屈みになるため、背骨が湾曲し、腰の部分に負担がかかります。


しかし正座だと前屈みになるのは却って苦しい。


自然と腰に負担のかからない座り方になるというわけです。


更に、正座の仕方をちょっと工夫すると、下半身の筋肉が柔らかくなり、腰痛になりにくい体を作ることにも役立つとのこと。


ポイントは、つま先ではなく、かかとをそろえるように正座すること。


正座



こうすることで、足首・ふくらはぎの筋肉から太ももの筋肉が柔らかくなり、腰痛になりにくくなるそうです。


正座をする時間は、1日たったの30秒~1分程度。


とても短い時間です。



そして、1番のポイントは、左右のかかとをつけるように正座をすることなのですがこれが、結構難しい。


最初から完璧にできないので、正座の前に両方の足や足首をよく伸ばしたり回したりするストレッチを行いながら、その上で左右のかかとをつけるように意識して正座をすると良いらしいです。


※ 腰痛と同時に膝の痛みを抱えている方は、膝の関節痛が悪化する可能性がありますので、正座用の椅子
  を使うか、この正座をする方法は避けた方が良いそうですので、ご注意ください。


ちょっとした簡単にできることですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

柔軟剤の香りの影響


最近、洋服が汗で湿ったり、布地を軽く叩いたりすると、香りが復活するタイプの柔軟剤柔軟剤が流行っています。


中には柔軟剤ですらなく、洗濯時に香りをつけるためだけの製品も登場しています。


この柔軟剤の香り、労務管理の現場でもしばしば問題になることも。


「匂いがきつすぎて職場では迷惑なので何とかするよう指導してよいのか?」というような相談が寄せられることもあります。


でも匂いの問題は、労務管理上だけでなく健康にも影響があるようです。


最近、高残香タイプの柔軟剤などの強い香りで、体調不良を訴える人が増えているそうです。


柔軟剤の香りによる体調不良は、頭痛、吐き気、倦怠感など。


柔軟剤



2011年に神奈川県が行った調査では、市販されている柔軟剤を洗濯の時と同じ濃度に薄めた香りの臭気指数が、
住宅地での工場排水の規制値と同程度だったとのことです。


流行の高残香性柔軟剤には「香りをもっと楽しみたい時は、好みに合わせて使用量を増やしてください」などと記載された製品も多く、一昨年の調査時より更に臭気指数が高くなるのかもしれません、


臭いは、しばらくたつと、いつの間にか気にならなくなってしまいます。


これを鼻が慣れる、もしくは疲労すると言い、それが好きな香りの場合、もっと嗅ぎたい、と物足りなくなってしまうようです。


いい匂い?



柔軟剤の香りは化学物質を組み合わせた人工香料ですので、化学物質に対する過敏症の人は、香りそのものよりも化学物質に反応して体調を崩してしまうこともあります。


自分は香りに麻痺していないか、時々香りを変えるなどして確かめながら、何事もほどほどになることを心がけることが大切なようです。

メタボは伝染する?

食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足・・・肥満の3台原因といわれています。


一度メタボっくるになると、なかなかこれを解消することはできないんどすが。


そんなメタボについて思いをはせていると、次のような研究結果を見つけました。


それは、「肥満がうつる」という驚くべき研究結果です。


太ったマウスと痩せたマウスを同じケージに入れて飼育したところ、太ったマウスの腸内細菌が痩せたマウスに移り、
痩せたマウスが太っていくという最新の研究結果が発表されているのです。


具体的には、太ったマウスの腸には「ファーミキューテス属」という菌がおり、この菌が食べ物の消化を促進し、同じものを食べていても消化・吸収しやすくしてしまう働きを持っているそうです。


逆に、痩せたマウスの腸には「バクテロイデス属」という菌の割合が多いことがわかっています。


まだ人間で実証されたわけではありませんが、例えば家族全員が肥満というケースでは、親の腸内細菌が子供に移り、
その結果、一家が肥満になっている・・・という可能性も十分に考えられるそうです。


これは、虫歯の原因となる歯周病菌が、知らず知らずのうちに親から子へ移っているのと同じ考え方です。


またこのほかにも、

・太った友人を持つ人はそうでない人よりも57%肥満のリスクが高い。

・双方が友人関係があると思っている場合、友人が肥満になると片方が肥満になる確率が171%も高まる。

このような米国の研究結果が発表されているようです。


これは先にお伝えしたような「菌の感染」が原因ではなく、「行動習慣や食生活の感染」が原因になっているとのこと。


親しい友人とレストランに行くと、ついつい同じメニューを頼んでしまったり、量を多く食べ過ぎてしまったりというような感じでしょうか?


相手がコーヒーとケーキを頼んでいたら、自分はダイエット中であるとは言えず、デザートを頼んでしまったり・・・。


そのようなことの積み重ねで、肥満が結果的に「移る」ように見えるわけです。


肥満


腸内細菌によって肥満が移る可能性については、まだ確定的とは言えないものの、虫歯と同じような対処をすると安心です。


具体的には、赤ちゃんへ自分のスプーンで食事をあげたり、親が噛み砕いた食べ物を食べさせたり、キス(口同士の)を避ける。



胃潰瘍・胃がんの原因となるピロリ菌も同じように親から子へ移ることがわかっているので、虫歯・肥満・ピロリ菌を移さないためにも、親御さんは注意してお子さんを育てる必要があります。


行動様式や食生活が「移る」ケースについては、自分のダイエットへの意識を強く持つことがポイントです。


日本人に多い、周りの人と歩調を合わせるタイプの人は、特に注意が必要とのこと。


肥満の習慣に巻き込まれるのではなく、ダイエットの習慣がつくように心がけたいものですね。

ADHDをご存知ですか?

なんだかいつも落ちつかず、仕事もミスやなくしものが多い。


期日や納期までに仕事をするのが苦手で、デスクも散らかりがち・・・というようなことはありませんか?


実は、これらの特徴、ADHDという障害の1つである可能性があるらしいです。


ADHDというのは、正式にはAttention-deficit / hyperactivity disorder:注意欠如・多動性障害と言うそうです。


年齢や発達に不釣り合いな不注意さや多動性、衝動性を特徴とする発達障害とのこと


ADHDは親のしつけや育て方によるものではなく、先天的なものと考えられています。



ADHDは、通常は小学校入学前後に発見されることが多いのですが、「ちょっと変わった子」として、一般的な教育課程を経て、社会人になってから発見されるケースもあります。


知能的にはむしろ高い場合も多く、「ちょっと変わったけど頭のいい子」として、良い大学から企業へ入社することもあるため、入社後に周囲との摩擦や仕事の成果を挙げられないことに悩むケースもあるようです。



ADHD.jpg



【もしかしてADHD?チェックリスト】

□落ち着かずに貧乏ゆすりなどが多い
□衝動買いをしてしまう
□会議中に不用意な発言をしてしまう
□周りに相談せずに、独断で重要なことを決めてしまう
□会議や仕事に集中できない
□仕事に必要なものをなくす、忘れる
□仕事の締切に間に合わない
□仕事を最後まで終えることが難しい
□仕事でケアレスミスが多い
□家事をしていても他のことに気を取られてしまう
□部屋が片づけられない
□外出の準備が時間までに間に合わない
□金銭の管理が苦手
(※参考 ADHD.co.jp https://www.adhd.co.jp/)



部下や同僚がADHD?と疑われ、仕事や職場の人間関係に大きな影響を及ぼしている場合は、まず職場の産業医(企業ごとに選ばれている医師)に相談することが大切です。


いきなり本人へ「ADHDの疑いがある」などと指摘してしまうと、本人も事実を受け入れるのは簡単ではありません。


結果、人間関係がこじれ、解決が難しくなることもあります。


本人が納得すれば、次のステップは専門医の受診となります。


診断に必要な受診先は、精神神経科。


産業医もしくは職場の管理者と相談の上、慎重に受診を勧めるのが最善の策といわれています。


ADHDの方には高い能力を持っているケースも多いため、人との折衝を避ければ、技術開発職などで能力を発揮することも十分期待できます。


大切なのは、周囲が正しい理解をもち、何とかこれらの人が自立できるようになるよう見守る姿勢ではないでしょうか?

歯磨きがいつするのが一番いい?

食後すぐに歯磨きをする!職場にも歯磨きブラシを持参し、昼食を摂ったらすぐに歯磨き・・・


私はかなりの歯磨き好きで、上記外にも暇さえあれば歯磨きをしています。


その歯磨きのタイミング、一番適切なのはどのタイミングなのでしょうか?



日本人は、食後に歯磨きをするという人が圧倒的に多数を占めるそうです。


朝・昼・夜食後の1日3回もしくは、朝・夜食後の1日2回が一般的だそうです。


ところが意外なことに、食後すぐの歯磨きは歯科医の間でもそれほど重要視されていないようです。



実は、食事中は唾液がよく出るため、食後の口の中は、それほど虫歯の原因菌はないそうです。


そのため、うがいもしくは軽い歯磨きだけで充分なのだそうです。


ですから、食後の歯磨きをする場合、歯磨き粉は使わなくても大丈夫。


歯磨き粉をたっぷりつけて、固い歯ブラシでゴシゴシこすると、逆に歯を痛めてしまうこともあるため、歯に詰まった食べ物を取るためには、爪楊枝なども併用すると良いようです。


外出先での食事が多く、なかなか歯磨きタイムが取れない・・・という場合でも、携帯コップでとりあえずうがいだけでも、十分効果が期待できるようです。


歯磨き


じゃ、いつのタイミングが一番時間をかけて丁寧に歯磨きをする必要があるのか?


それは、夜寝る前とのこと。


夜は唾液が減り、口腔内の殺菌作用が減るため、虫歯の原因となる菌が増殖しやすいため、寝る前の丁寧なブラッシングが最も重要!!



また、虫歯の原因菌は夜中に増えるため、朝一番の口の中は、とても汚れた状態となっています。


寝起きに口がネバネバしていると、歯周病や口臭の原因となってしまいますので、起床後も、しっかり口の中をきれいにするために丁寧な歯磨が必要となります。


虫歯予防には、歯磨きだけでなく、唾液を増やすこともとても大切です。


緊張しやすい人は唾液が減りやすい傾向にあるので、ガムを噛んだり、梅干しを食べるなどして、唾液を増やすようにするのも虫歯予防に有効だそうです。


歯磨きは、寝る前と、朝起きた後に、少し心がけてみませんか?

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