Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

フェイスブックのやりとりもパワハラになる?

『また、俺の部下がミスをした [○・`Д´・○]

 くだらない言い訳ばかりするんで、思い切りシメてやったぜ(笑)』


こんな感じで部下のミスなどをフェイスブックなどで晒す上司がいるそうです。


例え、名前を出していないと言っても・・・・・


やはりそんな記事を視たら、誰の事かわかるし(本人は)、下手すると、他の関係者にもわかるかもしれないし、気持ちのいい事ではないですよね。


はたまた、そこで、自分のミスを嘲り笑うコメントなどが同僚などからつけられようものなら、深く心が傷つくこともあるかもしれません。


フェイスブック上での「いじめ」ともとれるこのような行為、不特定多数の人が見る可能性がある公然としたネット空間で行われる、このような行為はパワハラになるのでしょうか?




結論から言うと、パワハラになる可能性は大いにあるのでしょう!!



では、その根拠とは・・・・・


【パワハラの定義】

厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告」にて、パワハラの定義が次のように定められています。


「同じ職場で働く者に対して、

① 職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、

② 業務の適正な範囲を超えて、

③ 精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。」


では、①はどうでしょう。

フェイスブック上で上司が部下のミスなどを晒しものにする行為。やっぱりこれって、職場内の優位性を背景にしているからこそ、できることですよね。


対等な立場だったら、そもそもふつうはこんなことしないし、そんなことしたら、喧嘩にもなるし、周りからも顰蹙もので、成立しないですしね。



次は②

言うまでもなく、フェイスブック上で晒したって、全く指導にはなりませんよね。



「本人のためを思って、フェイスブックで晒したんです」なんて、意味不明ですよね。



「どうして晒したら本人の為になるの?」と聞かれても答えられないでしょうから。


と、いうことで業務の適正な範囲なんて、余裕で、ぶっちぎって超えています。



最後に③

当然、こんなふうに晒されたら気分悪いし、人によっては大きく落ち込むと思います。


フェイスブックなんて、自分のことが書いて無くても、周りの人の投稿を見て、自分と比較して落ち込む人がいると言われているようなツールなんですから※、ダイレクトに批判されると、その落ち込みはMAXです。

※ フェイスブックが嫉妬心生む、友人の投稿で惨めな気分に=独調査


と、いうことで上司は何気なくした行為でも、精神的苦痛を受ける可能性は十分にあります。


パワハラ



上記事項を総合考慮すると、やはり、SNSでのこのような行為はパワハラと言われても仕方がないですし、違法となるのでしょうね。(損害賠償がどの程度になるのかはわかりませんが・・・)



今の時代、上司も部下もSNSの取扱いには慎重になる必要性がありますし、そのような啓蒙を企業もきっちりしておくことが必要な時代であることを認識しておくことが大切でしょう!!



そもそもSNSをする場合、どんなトラブルが起きるかわからないのですから、誰にみられるかわからない、という事を前提にして、楽しむくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

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