Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

固定残業手当の求人時の取扱いに関する通達

先日、厚生労働省より、次のような通達が出されています。


「求人票のおける固定残業代等の適切な記入の徹底について」


固定残業手当とは、あらかじめ一定の残業代を手当としてつけて、給与を支給する制度です。


例えば、給与16万に30時間分の残業代「37500円」を固定残業手当として毎月支給しますよ!!といったような感じです。


この場合、30時間の残業に満たなくてもこの手当が支給され、実際の残業時間が30時間を超えたら、その差額分を支給するということになります。


この制度について、求人時に、求職者とのトラブルが起きないよう、きっちりその内容、性質について明記することが求められるようになりそうです。


しかし・・・


ハローワークの求人票って制限ばかりが増えて、年々使いにくくなっているという話をよく耳に聞きます。


よって、こういう感じで規制を強めれば強めるほど、企業の利用率は下がるのではないかな~~、なんて感じたりする今日この頃です。


求人って、人と人のことですので、その人の正確や能力を面談等で判断しないと、労働条件って正確に伝えることはできないと思います。


そのような性質のものを、雇用する前から杓子定規な条件にあてこもうとすることに無理があるような気が・・・


ハローワークも、現状のような硬直性の強いやり方ではなく、職員が現場に行って、その目で見て、、コミュニケーションをとって、ちゃんと労働条件を確認したり、面談の際に労使双方がきっちりと話し合い、確認し、納得したうえで就職する、そんな場をつくる為の規制なり、ルールを作って行った方が、会社と社員お互いに、マッチングの可能性も増しのではないでしょうか?



批判




最近、「ブラック企業」と声高に叫び、まるで、企業は「悪」又は「敵」であるかのような論調で行政等に対していろんな対応を求める声もあるようです。


今回の通達も、そんなプレッシャーが一つの要因になっていると言われています。


決まったルール(法律)を守らない事は、決して許される事ではありませんが、その法律の在り方自体の良し悪しも考えなくてはいけない時代にある中で、、法律の側面だけを見て、いい悪いの判断を押し付けても、それぞれに事情や言い分もあるわけで、労使の最適解には決してつながらないと考えています。


残業代の事一つとっても、自分で借金を抱えながら、何とか雇用を維持して、社員とその家族には出来る限り幸せになってもらおうと、一方的に上がる最低賃金や社会保険料に歯を食いしばって頑張り続けている多くの中小企業の実態にも思いを寄せて考えていかないと、本当の意味での解決にはつながらないですし、むしろ権利の主張ばかり言い過ぎると企業も人を採用するのが怖くなって、結果、労働者にもデメリットが発生してしまうかもしれません。


何事も、批判をしあうのではなく、お互いを尊重した上で、課題を冷静に整理して問題を解決する。


そんなスタンスを大切にしていきたいものです。

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