Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

「ゆとり」のレッテルをはってるだけで済ませていませんか?


「先生、今年の社員は『ゆとり』で~」なんていう話を最近よく聞きます。


要は新入社員の不出来を嘆いているわけですが、このようなセリフを聴いた時、「本当にそうかな?」なんて考えてしまいます。


実際新入社員研修などをさせて頂くと、その年その年の特徴は確かにあるものの、結構、優秀な人もたくさんいるからです。


特に、近年は仕事に対する姿勢や考え方がしっかりした人も増えているように感じていて、今の新人を全て「ゆとり」の一言で片づける事に違和感を感じてしまいます。
(確かに表現力や、アプローチの方法、思考体系が昔からは随分変わってきているので、彼らの意思を確認するのは難しくなってきている部分はあると思いますが・・・)


そんなことを考えていると、人材コンサルタントの野崎大輔さんがブログで興味深い話をされていましたのでご紹介いたします。

以下、J-CAST 会社ウォッチより

「最近の若いヤツらはダメ」と言っている中高年に問題アリ

管理職の研修で20代の若手社員について聞くと、悪い面についてはこういう話が出ます。

若いヤツは弱い、若いヤツは使えない、若いヤツらの考えていることはよく分からない。まだ続きます。若いヤツは我慢を知らない、若いヤツは根性がない、若いヤツは勘違いしているヤツが多い、若いヤツは積極性がない、若いヤツはガツガツしていない……

【マネジメントができず、部下の育成もしない「名ばかり管理職」】

最終的には「やっぱりゆとりだからな」の一言でまとめられます。

しかし……「そう言っているあなた達も実は全然ダメですね」ということを象徴している話を最近よく聞きます。

実績を認められて管理職になったのではなく、年功序列のお情け的な感じで管理職になり、マネジメントができず、部下の育成もしないという、いわゆる名ばかり管理職はけっこういます。

経営者や人事担当から、このような話が出ます。

「深刻なのは若手社員より、40代後半から50代の社員です。若手社員より人件費が高いのにそれに見合った仕事をしていません」

「管理職だけど管理職の仕事をしていない人もいて、部下の育成の意識が全くありません」

「仕事に対するやる気がないし、開き直っているので困っています」

「最近の若いヤツらは……」と言っている場合ではありません。

管理職になりたがらない社員が増えているということについて、若手社員のせいにされていますが、若手社員からすると「あんた達みたいにはなりたくない」というある種の絶望感があるというのも理由にあるかと思います。

世間ではいろいろな集計データがありますが、私は「実際にどうなんだろう?」と思ったので、直接確認をしたことがあります。過去に若手社員向けの研修で、「管理職になりたくない人はいますか?」と質問したら数人が手をあげたので、理由を聞いてみました。

「今の上司を見ていても希望が持てません」

「この会社にずっといようと思いませんから」

「管理職ってしんどそうですので……」

「管理職になっても良いことなさそうだし……」

【せっかく芽を出そうとしているのに…】
会社の中で管理職は一番大変だと思います。でも管理職になるということはその気になれば、自分の裁量で様々な仕事ができるということでもあります。若手社員の考えが甘いということや、キャリアの多様化が広がっているということも少なからずあるかもしれませんが、管理職の負の面ばかりが見えて、良い面がなかなか見えないし、お手本となる人がいないということだと思います。

会社からは「若手社員に、自律や仕事に対する姿勢に対する気づきを与えるような内容で研修をやって欲しい」と言われ、1日かけてやらせていただくことがあります。

こう言ってしまうのもなんですが、1日の研修を受けただけで全員が急激に変わるということはありません。変わったら魔法です。

私の感覚値ですが、10%程度は何らかの気づきを得て自分の行動を変えようとする人が出てきます。

職場に戻ったらちょっとやってみよう!

と少し前向きな姿勢に変わるものの、いざ職場に戻るとその前向きな姿勢は打ち砕かれてしまいます。

「そんなことやらんでいい」とか「とにかく俺の言った通りにやればいいんだ」と言われ、自分で意識や行動を変えていこうとしてもなかなかできず、次第に

どうせ何かをやろうとしても無駄だな……

と諦めの境地に至ってしまう人も少なくありません。

せっかく芽を出そうとしているのに、摘み取られてしまうということです。

【40代、50代をどうしていくかということが重要課題に】

そんなのは甘いし、逆境にも屈せずにやれるくらいに強ければいいだろうと思われるかもしれませんが、そこまで強い人は滅多にいません。

新人=弱い。だから軍隊のような厳しめの新人研修をやる、といっている会社がありますが単に「弱いから厳しくする」だけで解決はできないでしょう。

意味がないというわけではありませんが、組織における根本的な問題を解決する必要があると思います。それは、上の世代の社員の意識と行動を変えていくということです。

某大手の会社では40代、50代の社員のウェイトが全体の30%になり、この世代をどうしていくかということが重要課題となっています。

40代、50代に何をやっても変わらないだろうという声は多いですが、今後向き合っていかなければならない課題となりつつあります・・・



最近の若い奴は



この記事を読んで共感を覚えるのは私だけでしょうか?


こういった切り口での「名ばかり管理職」確かに話をよく聞きます。


もちろん、40代、50代の方にはたくさん優秀な人がいます。


ただ、それは世代は関係なく、社会人としての年数がたち一定の経験を積むと、個人毎のばらつきが大きくなります。


世代にかかわらず、確かに、時代背景などを理由に「なんとなく」管理職になっている人も多くいて、マネジメントや人材育成を自身に求められる役割と考えていない、もしくはわかっていてもどうしていいかわからないという人がたくさんいるのは事実です。


そこの問題を解決しない限り・・・、若者は希望を見いだせません。


人が何かを学びたい、何かを頑張りたい、乗り越えたい、という先には「希望」や「憧れ」があるのではないでしょうか?


それを組織の中で見つけられない事が、頼りない態度の源泉となっているのであれば「頑張れ」と声高に叫んでも成長にはなかなかつながらないでしょう!!


「人のフリ見て、わがフリ直せ」と申します。


「若いやつわ」というまえに、まず自分はどうなのだろうか、その様に見つめ直していきたいものですね!!

ビジネスゲームと人材育成PageTopもはや逃れられない社会保険未加入!!

コメント

コメントの投稿

 管理人だけに表示する

トラックバック

http://facetofaithsrtd.blog76.fc2.com/tb.php/1329-844b5760

プロフィール

労務管理は社会保険労務士事務所・オフィスT&D Faith(フェイス)経営労務事務所

オフィスT&D

Author:オフィスT&D
オフィスT&D Faith(フェイス)経営労務事務所は、大阪市北区に事務所を構える社会保険労務士事務所です。最適な人事労務管理など、様々なご要望にお応えいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

J-NET21

オレキケブログへようこそ!!

RSSリンクの表示