Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

世界は週休2日制を疑い始めている。

今、日本の多くの企業は、1週間を7日とし、その中の多くの企業が週休2日制を取り入れています。


まぁ、週休2日制に関しては業種や規模によって、若干の違いもあるかもしれませんが、1週間7日に関してはほとんど異論はない事かと思われます。



ところが、この1週間7日制、科学的には特に根拠はないそうです。
(以下、CITYLAB From the Atlantic 記事より抜粋)


学者であるWitold Rybczynski氏によると、世界中で「7日間」は1つの周期として捉えられていますが、「自然現象は7日間ごとに生じないため、7日周期は不自然」なんだそうです。


1年が365日間なのは地球が太陽の周りを1周する時間であるため、自然な周期と捉えられていますが、1週間が7日間であることは人工の周期であるとのこと。


あまり、考えたこともありませんでしたが、7日の根拠って特にないんですね。


休日



では、どんな理由で1週間が7日になったのか、そして現在の週休2日制となったのか。


それは4000年前まだ遡るようです。


4000年前、バビロニア人は、太陽系に7つの惑星があると信じており、惑星の数がそのまま「7日週」の起源となりました。


それがエジプト・ギリシャからローマ、そして最終的にユダヤ人にまで伝わり、各国独自の7日週が作らていった様子。


ちなみに、イエス・キリストが誕生する250年前にはすでに、西欧でも7日週を採用したカレンダーが発見されているそうです。


「週末(week-end)」という言葉がでてきたのは、1879年にアメリカのNotes and Queriesと呼ばれる雑誌で使われましたのがお初。


19世紀のイギリスの労働者は日曜日に飲酒・ギャンブルをして過ごしており、労働者たちは日曜日の暴飲を癒やすため、「聖月曜日(Saint Monday)」を設けて仕事を休む習慣を生みだしました。


ところが、月曜日に仕事を休まれては困る工場主は、労働者に対して月曜日の代わりに土曜日に半休を与える、という協定を取り決め、これが数十年後には土曜日が丸1日の休日となり、現在の週休2日制が誕生した、というわけです。


その後、1908年にアメリカのニューイングランドで、初めて正式に週5日労働を制定した工場も登場しています。



と、いうことで、週休2日が効率的に働くためにベスト、なんていうのは特に根拠もなく、あまり深くも考えられず今に至っているわけですが、ここにきて、ちょっと違うんじゃないの、と声を上げた企業が出てきています。



例えば・・・


Googleのラリー・ペイジCEOは「週4日労働制」を推奨しています(実際に導入はしていないとの事)


プロジェクト管理ツール「Basecamp」のジェーソン・フライドCEOは、従業員に対して1年間の半分は「週4日労働、週32時間」という勤務体系を採用しているそうです。


フライド氏は「圧縮された労働時間の中では、少ない時間を大切にするため、重要なことに注目する傾向があります」とニューヨークタイムズで話しているそうです。


さらにUK Faculty of Public Healthが週4日労働制は従業員の血圧を低下させ、メンタルヘルスを改善させる効果がある、と主張しています。


Facebookの写真共有アプリ「Slingshot」は、週に3日間の連休制度を導入したところ、従業員在籍率が急増したとの事


ウェブデザイン&ウェブ開発学習プラットフォームの「Treehouse」が週4日労働制を取り入れたところ、会社が急成長する一因となったと言っています。



なるほど、このように見ると、週4日制などの選択肢を考えることもまんざらではないかもしれません。



ところが、実際のところは、他のお客様との関係を考えると、平日にお休みを取ることは簡単ではありませんし、週休3日とかにすると、大丈夫かな?という不安はよぎります。


このような不安に対して、ヒューストンのコンサルタントであるデイビット・ステファン氏がLinkeInで週4日労働制を取り入れるための解決策を提案しています。


その方法は会社を2つのチームに分割して分業制にし、Aチームは月曜日~木曜日までを割り当てて、Bチームには火曜日~金曜日を割り当てる、というもの。


この勤務シフトは毎週切り替わるため、週末は実質的に4連休になります。


営業時間は8時~17時から7時~18時までに変更され、1日の労働時間は10時間に増えていますが、勤務日の病気欠勤も取得しやすい環境であり、全体の士気は急上昇。


従業員は「8時間で週に5日働くより、10時間を4日働く方が良い」と、新しい勤務体系を好んでいるとのことです。


また、この働き方ですと、日本においても1カ月単位の変形労働時間制などの導入によって、1日10時間実労も不可能ではありません。



「常識を疑え」とはよく言われる事ですが、ワークライフバランス溢れた職場づくりの為にも、そろそろ「週休2日」という思い込みから解放されてもいいのかもしれませんね。

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