Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

裁量制拡大の検討

厚生労働省は労働条件分科会にて裁量労働制とフレックスタイム制の見直し項目を明らかにしています。


裁量労働制では組織のフラット化に対処し、企業の中核部門などで裁量的に働く労働者に対して、健康確保措置を拡充したうえで対象者の拡大と手続きの簡略化を進めようとしてます。


企画裁量


専門業務型



その理由として近年企業内における権限移譲の促進や組織のフラット化によって働き方に変化が生じていることを挙げていて、仕事のやり方、時間配分について相当程度自らの裁量で業務を遂行している労働者がいるため、これに対応することが必要といっています。


この裁量制の拡大、言いたいことはわかるのですが、いまいちその線引きの対象があいまいですので、今後の定義づけに注目が必要です。


またフレッックスタイム制は1か月を超える期間を清算期間とする仕組みの導入と所定労働時間に達していない場合に年次有給休暇を取得したものとみなす特例を検討しようとしています。

フレックス


フレックス2
現状の清算期間は1カ月単位でこんな感じ・・・


清算期間が拡大するということは、かなり使い勝手がよくなります。


ただ範囲があまり広いと健康障害等にもつながりかねないため、どの程度まで拡大されるのかがポイントになるのかもしれません。(個人的には3か月ほどがいいような気が・・・)


また、フレックス制における年次有給休暇飲みなしは育児・介護中の労働者を念頭に置いた対策だそうです。


育児・介護期間中の所定労働時間に達しない場合の賃金の挿し引きを抑制する狙いがあるということですが、どれくらいニーズがあるのかは未知数です。


いずれにせよ、政府はここのところ、これまでの労働時間法制の在り方をなんとか見直そうしています。


現在の労働基準法の労働時間の仕組みはすでに老朽化が進み、実態にそぐわない部分が指摘されています。


労働時間=賃金から成果=賃金にシフトしていくためにも労働時間法制の改善は必要ですが、行き過ぎた緩和は健康障害を招く可能性もあるだけに、慎重な議論が重ねられるものと思われます。


グローバル化が進む中、今度こそ抜本的な改革につながってほしいものです。


第117回労働政策審議会労働条件分科会資料

議事次第

労働条件分科会委員名簿

長時間労働削減推進本部関係資料

労働時間法制の今後の検討について

裁量労働制の新たな枠組み、フレックスタイム制の見直しについて

受動喫煙対策はみんなのため?PageTopお歳暮に嬉しい。タイ焼きを載せた、鯛茶漬け!!

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