「夢」が大切。「夢」を持たなくちゃダメ!! 等々 最近「ビジョン」の大切さが声高に言われがちですが、どんなことも程々が大切かと思います。
何事においても「バランス」というのはとても大切で、偏りはゆがみを生む原因となってしまいます。
「夢」を達成するためだから・・・、の一言で周りとの協調・協和を崩してもそれを良しと肯定しすぎたり、「今」という大切な時間を犠牲にし過ぎてしまったり、「恥」という概念を捨てすぎてしまったり・・・
長い目で全体を俯瞰して考えた時に、それがよいかどうかは思慮深く考える必要があるのかもしれません。
そんな「夢」について、タレントのタモリさんも物議を醸しだす発言をされて注目されているようです。
【フジテレビ系「ヨルタモリ」から 「夢があるようじゃ人間終わり」】
タモリさん扮(ふん)するジャズ喫茶のマスター、“吉原さん”は、TVの中で草なぎさんを「ジャズな人」と評していました。
いわく、ジャズな人とは、「向上心がない人」とのこと。
タモリさんは「向上心がある人は、今日が明日のためにある人。向上心がない人は、今日が今日のためにある人。向上心イコール邪念ってことだよね」とのこと。
「夢があるようじゃ人間終わりだね」とキッパリ言い切ります。
これに応じる形で、草なぎさんも「夢ってなんなのとは思う。夢に向かって頑張ってるなら、夢がかなっちゃったらどうするのって話」と、タモリさんの向上心否定論に相づちを打ちます。
タモリは「(夢に向かって頑張る人にとって)夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる。それが向上心のある人の、悲劇的な生き方なの」と指摘し、一方、実際に“夢”をかなえた人は、ただ好きなことを楽しく続けていただけだとして、「それがジャズかジャズでないかの差」独特の視点で夢について語っていました。
私はここで言うほど「夢」や「目標」をはっきりとは否定していません。
「夢」や「目標」が人生に彩りを与えることも事実だと思うからです。
ただし、やはり「程々」が大切で、今も大切にし、周りも大切にし、協調・協和しながら、「邪念」にならない程度で未来への希望も抱くバランスが大切なんだと思います。
近年、「夢」や「目的」について大きく語られ過ぎていて、曲解解釈されているように感じることが増えている事も事実です。
タモリさんの発言はそんな世の中の流れに一つ疑問を投げかけたかったのかもしれませんね。
「平成27年4月 源泉所得税の改正のあらまし」<PageTop >平成27年度版 助成金パンフレット簡略版
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