Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

「俺の時はこうだった」だけでは人は育たない?


「人の育成がとても大切」と言われますが、言うは易く行うは難しですよね。


当事者の立場に経てば、現場では誰もが一所懸命真剣に部下育成を考えているはず。


それでもうまくいかないから、多くの人は悩むわけで・・・


部下により個性がある事ですので、ポイントがずれてしまっていると、部下から、「なんだかな~~」と思われてしまうこともあったりするわけで。


そんな難しい部下指導について、少し参考になりそうな記事がありましたのでご紹介いたします。

腕組み

以下、Number web 「野球善哉 日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは。より」
 
 今季のプロ野球で、西武の黄金期を支えた選手たちが多く指揮を執っているというのは、すでに有名な話だ。

 就任3年目を迎えるロッテの伊東勤監督をはじめ、代行から昇格した西武の田邊徳雄監督、新監督に就任したソフトバンクの工藤公康監督、楽天の大久保博元監督である。過去にもソフトバンクの元監督・秋山幸二氏や西武の元監督・渡辺久信氏など、黄金期の西武メンバーが監督になったケースは多い。

 その理由には諸説あるが、何はともあれそれだけの人材を輩出したという事実だけをとっても、西武の黄金期を築いた廣岡達朗氏や森祇晶氏の功績は大きいと言える。

 そしてその監督達を支える今季の各チームのコーチ陣の顔ぶれに目を移すと、ある傾向に気づいた。'04年~'11年までの間に日本ハムに在籍経験のある多くのコーチが他球団に渡り、一軍で指導しているのである。その期間に日本ハムはリーグ優勝3回、日本一1回を果たし、ちょっとした黄金期を築いていた時期である。

 ロッテ・清水雅治、ヤクルト・三木肇、DeNA・大村巌、ソフトバンク・吉井理人、昨年から日本ハムに復帰した白井一幸といったコーチ陣に加え、監督代行に昇格したオリックスの福良淳一も日本ハム出身だ。

 では、なぜ日本ハム出身のコーチはトレンドになっているのだろうか。

北海道移転後、大きな変化を遂げた日本ハム。

 周知のように日本ハムは、北海道に本拠地を移してから大きな変化を遂げた球団である。

 監督に外国人のヒルマンを抜擢したことに始まり、GM制度を導入し、腕のあるスカウトを積極的に雇用した。

 ドラフトにおいても、野手はドラフト時点での技術力より身体能力を重視した指名をするようになった。投手においては、育成が難しいとされる大型左腕の指名はあまりせず、スライダーが武器の投手を指名する傾向を貫いている。ファームを充実させてきたのも大きな特徴だろう。そのようにシステマティックにチームが運営され、一時代を築いた。

 そしてその一環に、実はコーチ育成も行なわれていたのではないかというのが今回のテーマである。


「胸を張って偉そうに指示するのは、あってはいけない」

 あの頃のコーチ陣はどのような使命を持ち、どのように仕事に従事してきたのだろうか。当時を知る数名に話を聞いてみた。「指導者、コーチになって初めての球団だったファイターズでの経験は貴重でした」と当時を振り返ってくれたのは、現在DeNAの打撃コーチを務める大村巌である。

「(日本ハムは)こういうコーチングをしてくれというマニュアルが明確になっていたので、分かりやすかったですね。細かい内容までは言えませんが、気をつけていたのは選手と対話をして、よく選手たちの様子を観ておくことや、プロセスと結果があって初めてアドバイスは成立するものだということです。僕はそこにすごく感銘を受けました。

 だから、腕を組んで胸を張って偉そうに指示をするというのは、あってはいけない指導だという考えになりました。

 選手が何を求めているのか。どうしてダメなのか。何が必要なのか。どういう練習が必要なのか。どういう言葉が必要なのか。この選手はどういう風に育ってきたのか。どういう環境で生きてきたのか。どういう指導者と巡り合ってきたのか。そんな風に何十項目を考えながら、選手と接していかなければいけないということを学びました」

 今季大活躍中のDeNAの主砲・筒香嘉智についても、大村コーチは「僕は何もしていない」と言う。今回の一連の取材で大きく感じたのは、元日本ハムのコーチ陣に、この姿勢が共通しているという点だった。


「重要なのは『指導者らしさ』ではない」

 2013年のオフに白井を取材した時の言葉も、まさに核心を突いていた。白井は日本のプロ野球界におけるコーチのあり方について、こんな話をしていた。

「日本では、選手が現役生活を辞めて指導者になろうとしたら、簡単になれるんですよね。何の学びもなく、資格もいらない。昨日まで教えられていた選手が、ある時に引退して教える側に回るということができるんです。でもそうしたら、彼らが教えているのは何なんでしょう。持論? 経験? っていうのが疑問でした。

 私はメジャーリーグに留学して、アプローチの違いに本当に驚いたんです。アメリカの場合は、一生懸命プレーしたことに対して、どんな結果であれグッドジョブといいます。日本の場合は、その結果で、怒ったり、褒めたりしますけど、実はそこに意味はないんです。

 ところが、失敗したことを怒った方が指導者らしく見える、という雰囲気が日本の野球界にはあります。でも、我々にとって重要なのは『指導者らしさ』などではないんです。選手の成功が我々の成功なんですよ。選手が成功するために、どう関わっていくかが大事で、指導者らしさは全く必要ないのです」

 いかに選手の能力を引き出すか。それは日頃の行動の観察や対話から生まれるものなのである。


中田、陽、糸井、西川といったクセの強い選手達。

 ロッテの外野守備・走塁コーチの清水雅治もコーチのあるべき姿についてこう証言している。

「自分の野球論を選手に植え付けるのがコーチ論、みたいな考え方が以前はあったように思いますけど、日本ハムでは選手を最優先にした指導論を習いましたね。選手をどうやったら生かせるか、どう伸ばせるかをもっと考えなきゃいけませんよね、みんなでそれを考えようよという空気がありました。

 例えば当時は中田翔や陽岱鋼、糸井嘉男、西川遥輝といった、一つ間違えればどうなっていたか分からない選手たちがいました。特に翔なんかは、気が強くてやんちゃな子ですから、もし『この人とは合わない』というコーチがでてきていたら、いくら彼に力があっても伸びられなかったかもしれないと思います。コーチに選手が合わせるのではなくて、選手にコーチが合わせるところがハムの良さだったんじゃないかな」


二軍コーチが毎日「日報」を書くという習慣。

 さらに清水コーチは、日本ハム時代に経験したある“習慣”についても教えてくれた。

 それは、二軍のコーチが毎日必ず、指導のレポートを球団上層部に届けているという習慣だ。一般サラリーマンでいうところの、日報のようなものである。

「選手がたった一日で極端に変わることはない。でもその中で、今日はこういうことを意識させてみた、変えてみたとかそういうことを伝えて共有していました」

 ヤクルトの内野守備走塁コーチの三木肇は、この日報が指導者としての成長を促してくれたと話す。

「日報を書くのは時間がかかるので、その時間を選手との会話にあてた方が良いとか、いろんな考えは確かにあると思うんです。ただレポートすることによって、自分が何をどのように指導しているか明確になりますし、どうやったら自分の考えが相手に伝わるかの勉強になりました。僕は選手たちにこういったけど、ちゃんと伝わったのかどうか。それが選手たちが本当に求めていたことなのか、言い方はそれで良かったのか、とか。伝え方についても学ぶことができました」


西川遥輝「三木コーチに内野の面白さを教えてもらった」

 三木コーチの指導に関して、選手から面白い言葉を聞いたことがある。

 現在大卒2年目で、レギュラーを目指している西浦直亨と話していたときのことだ。西浦は昨年、ファームで受けた三木コーチの指導についてこう語っていた。

「自分は守備が得意だったんですけど、ダブルプレーを取る技術とかまだまだでした。それが、三木コーチにいろいろ指導していただく中で、自分がそれまでにできていなかったことがどんどんできるようになりました。あれもできる、これもできるって、練習がすごく楽しかったです」

 実は、これと同じ内容を話していた選手がいる。2012年、高卒2年目で一軍入りを果たしたころの日本ハム・西川だ。ちなみに、西川はプロに入団するときは外野手だった。高校1年の時は内野だった。その後故障などの影響で外野の守備につくことが多かったのだが、プロ入り後、内野に再転向した。そして西浦と同じく西川も、「三木コーチに内野の面白さを教えてもらった」と三木の指導について言及していたのだ。


「僕らもファイターズの選手に育てられた」

 そのことを伝えると、三木コーチはこう持論を語ってくれた。

「選手と一緒に成長していこうというのは、自分の中にありますね。僕自身も分からないことや、一緒に勉強できるところは実際にあります。僕が先に生まれて野球の経験が多いだけで、(西川)遥輝や西浦の方ができることもある。だから、話し合いながらやる。一緒に成長していくというスタンスでやっているつもりです。

 何でも話し合える関係性を作って、本人がどう思っているのかが重要になってくるので、それを追い求めていくことで、野球が奥深くて楽しいという風につながっていってくれたら嬉しいです。ただ、元ファイターズのコーチが最近多いという話をしてくださいましたが、今になって思うのは、僕らもファイターズの選手に育てられた感もあるんじゃないでしょうか。意識の高い選手がいて、コーチも乗せられて一緒に成長できているのかなというのは感じます」

 ヒルマン体制で始まった日本ハムの“黄金期”は、リーグ優勝3回や日本一1回という結果だけでなく、多くの副産物を生みだした。

 撒いた種が水や栄養分、光を与えられることで成長し、日本ハムに息づいた。

 その一つが、他球団で輝くコーチ陣の姿であろう。


スポーツの世界でもビジネスであっても、人に関する部分は共通点が少なくありません。


部下は、上司の言動・行動を見て、常にジャッジしています。


この人の言っている事は、正しいのか、どうか・・・


上司は部下の生活と未来を担っている、という自覚を持ち、部下の成長に真剣に本気で取り組んでいく事が大切なのかもしれません。


腕組みをして、経験値だけでものをいうことが無いように、ここの個性を確認して、真剣に、熱意をもって接すれば、少しはその思いが伝わるのではないでしょうか?

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