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不正アクセス事件に関する報告書

何かとお騒がせな、年金機構の不正アクセス問題。


国会審議に影響を与え、ここにきて、マイナンバー対策にも微妙に影響を与えています。


この不正アクセス問題に関して、先日8月20日に日本年金機構「不正アクセスによる情報流出事案に関する調査委員会」の報告書。21日に厚生労働省「平成27年08月21日 日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案検証委員会 」による調査報告書が出されています。


これだけ世間をお騒がせしているものですから、いずれも第三者による外部の目での調査かと思いきや、機構の方は理事長を委員長とする機構内部のメンバーに社外弁護士が一人加わった「内部調査委員会」となっています。


一方厚生労働省の調査委員会は、元最高裁判事の甲斐中辰夫弁護士を委員長とする、外部のみによる第三者の委員会となっています。


通常、第三者の委員化による報告書のほうが厳しくなると考えられがちですが、今回の報告書では、その逆のことが起きていると指摘されています。


機構の報告書は、機構の対応の問題点としてこれまで指摘されていた点のほとんどをしてきし、その原因について「現場における業務の実態が幹部を含む本部に伝わらない」「実態を踏まえてルール設定を行うという努力不足」という感じで組織自体にかかわる問題を指摘し、「(組織の)根底には、ガバナンスの脆弱さ、組織としての一体感の不足、リーダーシップの不足、ルールの不徹底など旧社会保険庁時代から指摘された諸問題があり」とかなり厳しい内容となっています。


一方で、厚生労働省報告では、厚生労働省のシステムセキュリティ担当者が実質一人だったことを(これにはびっくり!!)、「システムの規模との比較で到底充分とは言えない」と指摘しているものの、厚労省の組織自体の問題や原因分析、厚労省年金局の混分的な問題については全く、指摘されていません。


いや~~、そりゃ、機構の問題は当然あるものの、それを管理する厚生労働省に組織的な問題がないとは思えないのですが・・・


なんか、ついつい、うがった見方をしてしまう、少し違和感を感じる報告書です。


なんか、すべてを年金機構に擦り付けてません?


そんなことを感じる今日この頃でした。


こういう、事なかれ的に見える体制に、根本的な門外があるような気がするのですが・・・

【日本年金機構発表資料】
不正アクセスによる情報流出事案に関する調査結果報告について


【厚生労働省発表資料】
日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案検証委員会検証報告書について
検証報告書(要約版)

検証報告書

同月得喪の厚生年金保険料取扱い変更に要注意!!PageTop大放言(おすすめの一冊)

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