Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

初めてのマタハラ違反の公表

男女雇用機会均等法。


この法律では妊娠・出産等を理由とする不利益取扱いが禁止されています。


いわゆる、マタハラの禁止です。


この法律、違反をした企業には厚生労働省が勧告をすることになっているのですが、それでもゆいことを聞かない場合は、実名公表がなされることとなっています。


とは、いえども、普通はどの企業も、勧告があった段階で、真摯に対応する為それほど大事にはならず、公表された企業は全くありませんでした。


ところが、先日、この公表制度の第一号の会社が出ました!!


公表の中身は下記のとおり。


事業所名 : 医療法人医心会 牛久皮膚科医院
代表者 : 理事長 安良岡 勇
所在地 : 茨城県牛久市牛久280 エスカード牛久4階
違反条項 : 法第9条第3項
法違反に係る事実: 妊娠を理由に女性労働者を解雇し、解雇を撤回 しない。
指導経緯 : 平成27年3月19日 茨城労働局長による助言
        平成27年3月25日 茨城労働局長による指導
平成27年5月13日 茨城労働局長による勧告
平成27年7月9日 厚生労働大臣による勧告


上記の内容について新聞記事を見ると、今回指導を受けたクリニックの院長、安良岡氏は2月、正職員の20代の看護助手が妊娠したと報告したところ、約2週間後に突然、「明日から来なくていい。妊婦はいらない」と退職を迫ったとのこと。


看護助手は「妊娠したばかりで、まだ働きたい」と訴えたそうですが、院長が認めなかったため、茨城労働局に相談。


労働局は妊娠や出産を理由に解雇することは男女雇用機会均等法に違反するとして、口頭や文書で3回にわたって是正勧告したようですが、院長は解雇を撤回しなかったそうです。


7月には塩崎恭久厚労相が大臣による初の勧告を行なわれませんでしたが、「妊婦はいらない」「(男女雇用機会)均等法を守るつもりはない」と、応じず・・・。


まあ、新聞記事の一方的な内容ですので、訴えた社員の普段の勤務態度や、クリニックとの関係、同僚との関係などはわかりませんので、そのまま鵜呑みにしてはいけないと思いますが、記事内容が事実であれば、とても今の時代では考えられない対応ですので、公表も仕方がなかったのかもしれませんが・・・


ただ、小規模事業所の場合、資金的・人的に余裕がなく、一人が休むと大変なことも事実(特に昨今の人材不足の状況が続くといっそう)ですので、無理のない範囲で労使が安心・安全に子育てに取り組める仕組みを行政や地域を巻きんで作っていく必要もまだまだあるのかもしれません。(だからと言って今回の公表された方に同情する部分は全くありませんが】


このようなことにならないよう気を付けたいものです。


男女雇用機会均等法第30条に基づく公表について ~ 初めての公表事案、妊娠を理由とする解雇 ~


男女雇用機会均等法違反事案の指導の流れ


リーフレット「STOPマタハラ 例えば・・・『妊娠したから解雇』『育児休業取得者はとりあえず降格』は違法です。」

ちょっとオススメこのお店 184 (華味鳥)PageTop全国労働衛生週間と平成27年度下半期の安全衛生の取組

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