Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

勤務間インターバル制度

厚生労働省は、労働時間等設定改善法に基づく労働時間等見直しガイドライン(指針)を改正し、新たに「勤務間インターバル制」を盛り込む方針のようです。


これは、現在国会に提出されている労働基準法改正案の検討過程で、労働者側からの提案を受けてのものです。


労働者側からは全労働者を対象とする勤務間インターバル制や残業時間の絶対的上限規制(年750時間)の導入が提案されましたが、厚生労働省は「現在の日本の働く現場が回るのか検証していく必要がある」とし、罰則のある労基法の改正ではなく、罰則のない労働時間等設定改善法に基づく労働時間等見直しガイドライン(指針)を改正し、勤務間インターバル制を新たに盛り込み、労使が自主的に取り組むことを促そうとしています。


勤務間インターバル制というのは、勤務と勤務の間に一定のインターバル時間を設ける制度で、EU諸国では広く普及しており、イギリス・フランス・ドイツなどでは24時間につき11時間の休息時間設定が義務付けられています。


勤務間インターバル



日本においても自動車運転者に限り原則として8時間の休息時間設定が義務化されていますし、大手旅行業のJTB傘下の複数企業が自主的に導入を決めたことなどでも話題になっています。


今回の指針の改定は、改正労基法の施行後となる見通し。


労働時間は業種、規模によって取り組める内容が大きく変わってくるため、今回の様に、採るべき選択肢の幅を増やし、労使が自主的に考え、選択する形はやり易くてよいのかもしれませんね。


「働きやすい職場を作らなければ優秀な人材は集まらない」わけですから、法律で義務化するのではなく、市場原理をもう少し信じた変化を促してもよいのではないかと思う今日この頃です。

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