Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

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年金の世代格差

世代間格差が広がっていると言われていますが、年金もその一つのようです。


厚生労働省は先日「平成26年財政検証結果レポート」を発表しこれが話題になっています。


今回の発表で、注目されているのは、負担と年金額の将来見通しについてのデータです。


これによると、納めた年金の保険料に対して、どれだけ年金の給付が受けられるかを世代ごとに試算した結果、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、2015年に70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れる見込みなのに対し、30歳になる世代以降では2.3倍にとどまりそうです。


年金負担と給付の推移



もちろん年金の額は経済成長の状況などで変わるので一概には言えませんが、2015年に70歳の人は、保険料1000万円を支払い5200万円の年金が受け取れるのに対し、30歳の人は2900万円を支払って6800万円が受け取る見込となっています。


20歳の人になると、3400万円を支払い、受け取る額が7900万円となっています。


試算は、加入者が平均余命まで生きたと仮定して行われ、若い世代が受け取れる年金の取額が大きく増加しているように見えるのは、平均寿命が異なるためです。


生まれた年代によって、下記のように平均寿命に違いがありことを前提としています。


平均余命の推移


しかし、実際には今の食糧事情や環境などの事を考えると、表の様に平均寿命が延びることにあまり納得性を感じることはできず、むしろ今後は医療改革により、受けれる医療に格差ができたり、延命に対する価値観がヨーロッパの様に変わってくる等を考えると、逆に短くなる可能性もあります。


また、年金の支給開始年齢も65歳より後になることが言われている(先進諸国はすでにそうなっているところもある)ことを考えると、ここで言われている以上に格差が広がる可能性があります。


現在70歳の方と比較すると、賃金の成長率や預金金利、社会保険料率の増加、物価など、環境も随分違う中、このような数字を見せられると現役の方の不満はどうしてもやむを得ないものがあります。


ただ、だからといって現在年金を頼りに生活をしている人の事を考えると年金額を大幅に減額することもできないわけで・・・


誰もがいずれ老いることは間違いありません。


末永く年金制度を維持していくために・・・・


本当に年金がいる人と、少し余裕がある人、大分余裕がある人、これらを一律にせず、お互いの世代間が譲り合いの気持ちを大切にして、今後の制度設計について、真剣に考えていく必要があるのかもしれませんね。


平成26年財政検証結果レポート ―「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」(詳細版)―

―「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」(詳細版)―

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