Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

増える非正規社員。増加する人材不足企業

厚生労働省が昨日、2014年の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」なるものを発表しています。


今回多くの新聞記事で話題になっているのは、パートや派遣などの非正社員が労働者にしめる割合が初めて4割に達したこと。


非正規率


ただし、この原因は高齢世代の多くの方がが定年を迎えて嘱託等の非正規社員として働いているという部分がありますので、仕方がない部分があります。


決して、現役世代の非正規率が急増しているわけではないと思われますので注意が必要です。


むしろ、非正規雇用を進めている背景をみると、「正社員を確保できないため」という回答が急増していますので、やむなく非正規に頼らざるを得ない、というような状況なのかもしれません。
(一方、「賃金の節約のため」という理由は、前回の43.8%から38.8%まで低下しています。)


上記統計を見ると逆に、今は正社員になりやすい時代なのかも知れませんね。(ただし、育児や介護等によって一度職場を離れた人や、一定年齢以上の方にとっては、まだまだ正社員の道は厳しい現実というのもありますので、そのあたりを忘れてはいけないと思いますが)


いずれにせよ、非正規雇用が増えている、というのは紛れもない事実であり、正規雇用がそれほど増えていない事も鑑みると、少子高齢化だけではなく、「働くこと」に対する価値観の変化や、社会保障制度の在り方など、社会的な背景がこのような状況を作っている部分は少なからずあるような気がしています。


何をもって『良し』とするかは人によって変わるため、ただ単純に正社員が増えればよい、というものではないという意見もあるかもしれませんが、非正規が増えるということは仕事を通じた、人間としての成長や、職能やキャリアを高める機会、可能性が減っていしまうかもしれないという事を考えると、国力自身が低下してしてしまうのではないかと、懸念する今日この頃です。


【平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況】

<事業所調査>

就業形態別労働者がいる事業所の割合

3年前と比べた正社員数及び正社員以外の労働者比率の変化

正社員以外の労働者の活用


<個人調査>

就業の実態

正社員以外の労働者の仕事に対する意識

現在の職場での満足度


<参考>

事業所の属性

事業所調査における労働者の割合

労働者の属性

労働者の区分、性別労働者の状況


報道発表用資料

概況版

ストレスチェック制度への対応状況PageTop2015年度 国外出張旅費に関する調査

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