Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

新自由主義の自滅(お勧めの一冊)


本日のお勧めの一冊は「新自由主義の自滅」(菊池 英博 著)です。


本書では1975年頃よりアメリカで出てきた「新自由主義」の脅威について、これまでの各国の政権の取り組み状況とのその結果を踏まえて、わかり易く説明しています。


新自由主義とは、わかり易く言えば、国は小さな政府をめざし、規制緩和を行い、市場介入を極力行わない、市場原理に基づいてビジネスを行うことをよしとする考え方です。


これに対するものとしては、大きな政府をめざし、公共事業等によりビジネスを加速させ、社会全体の富を国が社会保障等への分配していくという、ケインズ主義があります。


本書では、どちらかというと、ケインズ主義を肯定し、現在、日本にも浸透しつつある新自由主義の問題点について指摘しています。


著者の言うところでは、新自由主義では富の再分配が起きにくい為、富が一極集中してしまい、その事が社会の活力を失わせ、企業収益を低下させることから、税収が上がらず、国の財政は赤字になり、結果、また消費税等で、国民に負担がかかってしまう、スパイラルがあり、日本が米国と同じような状況にならないようにするために、今の政策を、違う方向に転換すべきであると提案しています。


非常にわかり易く、納得する部分も多い内容ですが、なんでもかんでも新自由主義だから、問題である、というような傾向が見受けられますので、新自由主義のメリットも考え、ケインズ主義のデメリットも考慮しながら、読み進めていかないと池なような気がする一冊でもあります。


本書を読むと、今、政権同士で何を求めて、争い合っているのか?国は何を求めて争い合っているのか?そんなことが少し見えてくるかもしれません。


ご興味のある方は是非・・・


新自由主義の自滅
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