Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

業務外でのメールは禁止?(フランスの場合)

今は休みといえども、スマホ一台があれば、メールが確認できる時代。


便利にはなりましたが、次から次へと矢継ぎ早にくるメールへのリターンも早急に求められるようになり、日々休まる日がない人もいるかもしれません。


当然これは、メールが悪いわけではなく、私たち自身が、仕事とプライベートの時間をきっちり管理し、分けていけばある程度解消されることだとは思いますが、TPOによっては、なかなかそうもいかない状況もあるのかもしれません。


そんなメールに関し、フランスでは面白い法律ができそうです。


これは、フランスで新しく成立した労働法改正に含まれていた法案の一つで、「つながらない権利」と呼ばれているそうです。


オンラインでの仕事のしすぎがもたらす悪影響を減らすことを目的に導入されるもので、従業員50人以上の企業では、規定の勤務時間外にメールを送ることが禁じられる内容になっているそうです。


この法案を支持したベノ・ハモン文部大臣は「さまざまな調査から、仕事に関係するストレスが、昔に比べて非常に大きくなっていることがわかっています。しかも、ストレスは途絶えることがありません。従業員はオフィスを離れても、仕事からは離れられません。まるで犬のように、電波の鎖につながれているのです。メールやメッセージは疲れきってしまうまで送られてきて、生活を支配しています」とBBCに語っています。


また、仕事による燃え尽き症候群の防止もこの改正案では目的の一つにされているようです。


フランスの「レ・ゼコー」紙は、フランスでは労働者の10人に1人が、仕事による燃え尽き症候群に陥る危険性があると指摘していて、2月に、マリソル・トゥーレーヌ厚生大臣指揮の下、仕事による疲弊を調査するワーキンググループがつくられたりしています。

メール禁止

今回の法律では、特にデジタルに関連した仕事が、従業員の私生活に及ぶのを制限するよう企業に求めていて、企業は従業員がメールの送受信をすべきでない時間を具体的に定める「企業行動憲章」を導入しなければならないとされています。


そして、これに基づいて考えるとメールが禁止されるのは、夜と週末が中心になるそうです。


なかなか驚きの法律ですが、現段階では法律は強制ではなく、従うかどうかは企業が自分で決められるそうで、罰則もありません。


今回の労働法改正案では、残業手当の削減などがしやすくなったり、雇用の流動性を高めることが目的の内容が含まれているため、各地で大規模なデモに発展していますが、このメールの部分に関しては一定の制限をすることは、今の社会情勢を考えると悪くない考えなのかもしれないな~、と感じるのでした。


日本でも今後、こんな議論が出てくるのかもしれませんね。

平成28年版男女共同参画白書PageTop事業主が職場における性的言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針の一部を改正する告示案

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