Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

外国人技能実習生と労働基準監督署

このところ、少子高齢化によって労働力人口が減っていくことから、外国人労働者の活用を求める声が高まっています。


政府としては、外国人の前に、女性と高齢者の活用をまず打ち出しているわけですが、この外国人労働者を活用する一つの方策として、外国人技能実習制度をうまく活用しようとしています。


そんな、技能実習制度について、厚生労働省は、全国の労働局や労働基準監督署などの労働基準監督機関が平成27年に技能実習生の実習実施機関に対して行った監督指導や送検の状況について取りまとめまのを公表しています。


外国人技能実習制度は、企業などでの実習を通して技術を習得し、母国の経済発展を担う人材を育成することを目的としています。


しかし、この目的は、建前だけになっている場合も少なくなく・・・・・、実際には貴重な労働力として活用されているという話も絶えません。


実際、実習実施機関において、労使協定を超えた残業、危険・健康障害防止措置などの未実施、割増賃金の不払いといった労働基準関係法令に違反したケースが依然として存在しているようです。


このような状況を是正するため、厚生労働省は技能実習生の適正な労働条件と安全衛生の確保に取り組んでいます。


その結果は次のようなものとなっています。



【平成27年の監督指導・送検の概要】
■ 労働基準関係法令違反が認められた実習実施機関は、監督指導を実施した 5,173事業場(実習実施機関)のうち 3,695事業場(71.4%)。

■ 主な違反内容は、(1)違法な時間外労働など労働時間関係(22.6%)、(2)安全措置が講じられていない機械を使用させていたなどの安全基準関係(20.8%)、(3)賃金不払残業など割増賃金の支払関係(15.0%)の順に多かった。

■ 重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは 46件。


技能実習


厚生労働省は、実習実施機関に対し、労働基準関係法令などの周知・啓発に努めるとともに、労働基準関係法令違反の疑いがある実習実施機関に対しては監督指導を実施するなど、引き続き、技能実習生の適正な労働条件と安全衛生の確保に重点的に取り組んでいく予定だそうです。


また、度重なる指導にもかかわらず法令違反を是正しないなど重大・悪質な事案に対しては、送検なども辞さない覚悟のようです。


制度の趣旨をきっちり理解して、適切な運用によって、各国との親交を深めていきたいものですね。


外国人技能実習生の実習実施機関に対する監督指導、送検の状況(平成27年)

経団連発 年次有給休暇取得促進の取り組みPageTop「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」のバージョンアップ

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