Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

やり直しがきく世の中に?第3回働き方改革実現会議

平成28年11月16日、総理大臣官邸で第3回「働き方改革実現会議」を開催されています。


第3回目のテーマは、

① 雇用吸収力・生産性の高い産業への転職・再就職支援の在り方
② 格差を固定化させない教育(社会人学び直し、職業訓練、給付型奨学金の在り方)の在り方
③ 労働者の人材育成の充実の在り方

でしたが、それ以上に冒頭で強い賃上げ要求が行われました。


議長の安倍晋三首相は2017年春闘に関し「少なくとも今年並みの水準の賃上げを期待している」と述べ、経団連の榊原定征会長ら財界トップに対し、今年以上の賃上げ実現を要請しています。


榊原氏も「賃金引き上げのモメンタム(勢い)を継続していきたい」と前向きに検討する考えを示しました。


首相が財界に賃上げを呼び掛けるのは4年連続。


ただし、16年春闘の主要企業の賃上げ率は前年比0.24ポイント低下の2.14%と伸び悩んでいます。


首相は賃上げが個人消費を促し企業の業績向上に寄与する「経済の好循環」を実現するため、

(1)基本給を底上げするベースアップの4年連続実施
(2)予想される将来の物価上昇率を踏まえた賃上げ議論
(3)下請け中小企業の取引条件改善

も、併せて求めています。


以下、安倍総理のコメントです。(賃上げ部分を省く)


「子育て中の女性の復職・再就職の問題があります。

我が国では正社員だった女性が育児で一旦離職するとパート等の非正規で働き続けざるをえないことが多いのは事実であります。

労働生産性の向上の点でも問題があります。

女性がライフステージに応じて、再就職しやすい環境を整えるため、私はリカレント教育に注目したいと思います。

このところ車座を開催し、国民の皆さんの声を直接お伺いをしています。

リカレント教育を経て、正社員で採用された濱田直子さんは、『自分を見つめ直し、再就職の準備をする良い機会であった。

主婦が履歴書を書いて、自分で企業に提出しても、採用までいかない。

リカレント教育過程の中で、企業を紹介いただいて初めて再就職できた。』と言われました。

より多くの方が学び直しができるよう、助成制度の拡充を検討したいと思います。

また、我が国の場合、復帰を認める再雇用制度を持つ企業は、榊原会長の東レなど1割にすぎないとの調査もあります。

制度を持つ企業の情報公開を推進したいと思います。

育児休業期間についても、保育所が見つからない場合などは、育児休業期間の延長を認める方向で検討したいと思います。

民間企業における、一人当たりの教育訓練費は減少傾向であります。

個人の学び直しについては、労働者個人を支援する、教育訓練給付制度について、対象講座、給付額等の拡充を図っていきます。

中高年の転職・再就職については、一度でも採用経験がある企業は、積極的になる傾向があります。

受入れ企業に対する支援や就職支援体制の強化など、総合的に環境整備を検討したいと思います。

また、就職氷河期世代など、非正規社員の方に対しては、同一の労働を行う非正規社員が、教育訓練の機会を均等に受けることができるよう、同一労働同一賃金の中で対応を図っていきます。

その他、本日、議員の皆様から様々な貴重な御意見を頂きました。

そうした御意見を踏まえて、今後議論を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」


リカレント


「リカレント教育」とは、経済協力開発機構(OECD)が1970年代に提唱した生涯教育の一形態です。

フォーマルな学校教育を終えて社会の諸活動に従事してからも、個人の必要に応じて教育機関に戻り、繰り返し再教育を受けられる、循環・反復型の教育システムを指します。

リカレント(recurrent)は、反復・循環・回帰の意味で、日本語では回帰教育、循環教育と訳されます。

教育制度はもとより、労働関連政策や企業の雇用慣行なども併せて再編し、教育機関での学びとそれ以外の労働を主とする諸活動とを、個人が生涯を通じて交互に行えるように、社会体制を改革するのが「リカレント教育」の目指す戦略的構想です。


最近、ライフシフトという本が売れていますが、この本でも、別の角度からですが、リカレント教育の大切さを伝えています。


今後は、これまで以上に生涯学び続け、進化していくことが求められそうですね。


第3回実現会議 

議事次第

配布資料
資料1 第2回働き方改革実現会議 議事録
資料2 白河桃子議員提出資料
資料3 大村功作議員提出資料
資料4 新屋和代議員提出資料
資料5 樋口美雄議員提出資料
資料6 神津里季生議員提出資料
資料7 三村明夫議員提出資料
資料8 高橋進議員提出資料
資料9 水町勇一郎議員提出資料
資料10 岡崎瑞穂議員提出資料
資料11 田中弘樹議員提出資料
資料12 塩崎大臣提出資料
資料13 世耕大臣提出資料
資料14 松野大臣提出資料
資料15 山本大臣提出資料

議事録

「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果PageTop顧客体験を考える。

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