皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、私達が過去に経験したことがない激動の1年だったと存じます。
コロナウイルスは私達の既存の在り方に正面から多くの課題を突きつけました。
たくさんの人が困難を味わった痛ましいことの多い日々でしたが、これをあえて前向きに捉えるとすれば、これまでとは違う価値観、考え方について触れ、私達が更に進化していくためのヒントを得ることができる機会になったとも捉えられます。
「経営のあり方」「会議のあり方」「コミュニケーションのあり方」「本当に大切なこと、大切と思っていたこと」
「テレワークなど新しい働き方」「仕事に対する評価のあり方」「ライフワークバランスを取るための時間の在り方」
「仕事とはなにか」「何故私達は働くのか」「サステナブルの重要性」等々、対峙しなければいけなかった課題は上げればきりがありません。
そんな1年でしたが、厳しい状況が相次ぐ中でも次のような明るい話題は私達を大きく勇気づけてくれました。
・全豪車いすテニス、男女日本勢優勝
・井山裕太棋聖が棋聖戦8連覇
・山手線49年ぶり新駅「高輪ゲートウェイ駅」開業
・スパコン計算速度で「富岳」が世界一
・将棋の藤井聡太七段が最年少タイトル
・テニス・大坂なおみが全米オープン優勝
・スマホ5G時代本格化、アップルなど各社が対応機種発売
・牡馬、牝馬ともに無敗三冠馬誕生
・野口聡一さん搭乗の米民間宇宙船打ち上げ成功
2020年は世界情勢が混乱する中、歯を食いしばりながらも前を向きつつ未来に希望を描き、次々と変化してゆく状況に難しい選択を求められながらも、これまでの固定概念を捨てて様々な事に挑戦し続けたそんな1年だったのではないでしょうか?
新たに迎える2021年は、コロナ禍が少しづつ落ち着き、昨年の経験が進化の糧となり、明るい未来に向かう復活の1年になればと考えています。
人事労務の分野では「ニューノーマル時代」に向けて、既存の価値観の縛りから脱却し、企業と労働者の新たな在り方についてフラットに物事を捉えながら考え、確実に前進していく強さと勇気をもって変化を恐れずチャレンジし続けることが重要になってくると考えられます。
私どもは、本年が皆様にとって、労使が互いに力強く繋がり存分に力を発揮することでさらなる成長・発展していく一陽来復の年となるよう、人事・労務管理を通して「先義後利の精神」を遵守し、誠心誠意の気持ちをもって業務に取りくんでまいる所存でございます。
また、このブログを通して、皆様のお役に立つ情報の提供にも努めて参りたいと思います。
昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
Faitih経営労務事務所 ・ 株式会社 Faith Up
特定社会保険労務士 髙田 崇一 特定社会保険労務士 土井 文子 職員一同
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