Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

躾の極意?

部下を育てる・・・
一言で言ってもとても難しい、奥深いことです。このことについてのヒントになるようなお話を一つ。

茗荷村創設者の田村一二さんが次のようなことを言っておられました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は六人の息子を持っているわけですが、彼らがまだ小さいときどうしても履物をきちんとそろえられなかった。
叱っても、そのときはそろえるが、すぐに元通りに戻ってしまうのです。
それで、私が尊敬する先生にお尋ねしました。「しつけとはどういうことですか」と。

先生は、 「自覚者が、し続けることだ」  とおっしゃる。

「自覚者といいますと?」と聞くと、
「それは君じゃないか。君がやる必要があると認めているんだろう?それなら君がし続けることだ」
「息子は?」
「放っておけばいい」
というようなことで、家内も自覚者の一人に引っ張り込みまして、実行しました。

実際にやってみて、親が履物をそろえ直しているのを目の前で、息子がバンバン脱ぎ捨てて上がっていくのを見ると、「おのれ!」とも思いました。
しかし、先生が放っておけとおっしゃったのですから、仕方ありません。
私は叱ることもできず、腹の中で、「くそったれめ!」と思いながらも、自分の産んだ子供であることを忘れて、履物をそろえ続けました。
すると不思議なことに、ひたすらそろえ続けているうちに、だんだん息子のことも意識の中から消えていって、そのうちに履物を並べるのが面白くなってきたのです。
外出から帰ってきても、もう無意識のうちに、「さあ、きれいに並べてやるぞ」と楽しみにしている自分に気がつきました。
さらに続けていると、そのうちに、そういう心の動きさえも忘れてしまい、ただただ履物を並べるのが趣味というか、楽しみになってしまったのです。
それで、はっと気がついたら、なんと息子どもがちゃんと履物を並べて脱ぐようになっておりました。

                     履物をそろえる


孔子の言葉に、「これを楽しむ者に如かず」というのがありますが、私や家内が履物並べを楽しみ始めたとき、息子はちゃんとついてきたわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
部下は、力では動きません。ましてや、論理的な説明で動くわけでもありません。

人の「学び」の原動力は「憧れ(承認)」「体感」だと考えています。

「あの人のようになりたい。あの人に追いつきたい。負けたくない。あの人に認められたい。あの人の情熱にこたえたい」そのような気持ちが、学びの行動への動機づけになるのです。
そして、憧れに向かって努力をつつけた結果、仕事の喜びを体感し、より深い学びへの動機づけにつながるではないでしょうか?

何を言っても、どんな素晴らしい内容であっても、「あの上司には言われたくない」では、1000の言葉も部下には届きません。

大切なことは「何を言うか、以上に、誰が言うか」なのです。

そんなことを、このエピソードは教えてくれているような気がします。
部下教育の基本は、まず自身が変わる。自身が仕事を楽しむ、ということから始めてはいかがでしょうか?

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