Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

パワハラ相談過去最多に・・・

先日、厚生労働省が「平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況」をまとめ、これを公表しています。



それをまとめると次のような感じです。



【平成24年度の相談、助言・指導、あっせんの概況】

総合労働相談件数 1,067,210件 (前年度比△3.8%)

・うち民事上の個別労働紛争相談件数 254,719件 (前年度比△0.6%)

・助言・指導申出件数 10,363件 (前年度比8.1%増) ※ 過去最多!!

・あっせん申請件数   6,047件 (前年度比△7.1%)



相変わらず相談件数は100万件を超え、数としては少し現状しているものの、高止まりしている状況です。


そんな中、今回は相談の内容に関しても注視するべき部分があります。



それは、「いじめ・嫌がらせ」相談の急増です。



近年、ハラスメントに関する相談は増える一方ですが、今回の統計で、これらの相談が、これまで一番多かった「解雇」を抜いたことが話題になっています。



こんな感じです・・・

いじめ・嫌がらせ  51,670件(+12.5%)

解雇         51,515件(△10.9%)

労働条件の引き下げ 33,955件(△7.9%)

退職勧奨      25,838件(△3.7%)



具体的なパワハラの事例として、
「上司から仕事のことでバカ呼ばわりされ、人前で大声で叱責された」
「仕事中腰にけがをしたが、その後も他のスタッフに比べて過酷でけがに悪影響を与える作業を割り当てられた」
「出社して店長にあいさつしたところ、直後に頭をたたかれた」-など。





中には、退職した労働者から、在職中に机をたたくなどのパワハラを受けた慰謝料として、100万円を求められている」という使用者側からの相談もあったそうで、労働局長の委任を受けた紛争調整委員会が間に入り、60万円の解決金を支払うことで合意したそうです。



う~~~ん。なんだかな~~~ (-_-;)



嫌がらせで、精神疾患になった例も多く寄せられているとのこと。 
(このあたりの事って、個別事案を見ないと何とも言えませんが、良いのか悪いのか難しいところですよね)



厚生労働省はこの原因として、「パワハラの概念が広まり、職場の嫌がらせは労働問題なんだという認識が広がってきたため」と分析しています。



ハラスメントって、それぞれの心の捉え方、受け止め方や、育って帰化環境などが影響するだけに、とても奥深く難しいところですが、企業はこのような状況を現実のものとして受け止めて、育成、指導などに挑戦していく必要があります。



大変な時代かもしれませんが、より、次元の高い、関係性構築に向けて、努力していきたいものです。




平成24年度個別労働紛争解決制度施行状況

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