Faith to Face  ~オレキケ社労士の日々ウダウダ!!~

社会保険労務士として、日々奮闘中のT&Dが、日々起こる話をウダウダ語ります。

建設業「当面の建設人材不足対策」について


国土交通、厚生労働両省が連携して取り組む「当面の建設人材不足対策」が21日発表されています。



両省は現場の最前線で働く技能労働者が不足している状況をこのまま放置すれば、将来の産業存続が危惧(きぐ)されるとの共通認識の下、現在の予算や制度を使って「いまできること」を当面の対策としてまとめています。



両省一体で建設業界に絞った人材不足対策を打ち出すのはこれが初めてだそうです。



「人材確保」「人材育成」「人材移動の円滑化」という3つの視点を設定し具体策を示したものは下記の通り。


1.人材確保施策
○ 「建設業魅力発信キャンペーン」「戦略的コミュニケーション」等戦略的広報の実施

「建設業魅力発信キャンペーン」

(国土交通省)
・各関係団体や企業からの情報提供を受け一元的に情報発信を行う建設産業の総合HPを開設。
 (ex.国土の守り手としての活躍する建設業者や技能労働者を紹介等)

・身近な地域での情報発信の強化。(ex.出前講座、現場実習、地域貢献活動等)

(厚生労働省)
・労働局を活用した周知広報。

・周知広報を行う建設事業主及び建設事業主団体への助成

・他の関連事業を活用した周知広報の強化



「戦略的コミュニケーション」

(国土交通省)
・建設企業や団体等の送り手と、学校、生徒、保護者等の受け手との双方向でのコミュニケーションを
 通じた情報発信の取組を支援するため、広報ガイドラインを作成。


○ 地域における元請・下請、行政、教育機関等の関係者間の連携による地域毎の人材確保策の推進

(国土交通省)
・各ブロック又は都道府県毎に元請・下請、行政、教育機関等の実務者が参加する協議の場を設置し、
 各地域毎の
 ① 人材確保・育成・処遇改善等に関する情報共有、
 ② 学生に対する現場実習、セミナー等の実施、
 ③ 教育訓練の改善、
 等の取組を推進。

(厚生労働省)
・労働局、ポリテクセンターによる協議の場への参加

・大学などへのジョブサポーターの相談窓口設置・出張相談の強化を図るとともに、中小企業団体
 ・ハローワーク・大学等間の連携強化・情報共有化などにより、新卒者・既卒者に対する就職支援
 を促進。


○ ハローワークでの「建設人材確保プロジェクト」の実施

(厚生労働省)
・建設人材が不足している地域の主要なハローワークで「建設人材確保プロジェクト」を実施。
・「建設人材確保プロジェクト」では、
① 事業主に対する求職者ニーズを踏まえた求人条件等の設定に関する相談・援助、
② 建設資格保持者等に対する建設求人の最新動向に関する情報提供や面接会の開催等の取組
を積極的に実施し、広域マッチングを含む求人充足を促進。

(国土交通省)
・建設業界に対して、建設人材確保プロジェクトの周知。

・建設業退職金共済制度の民間工事での加入促進。


○ 人材確保に資する助成制度の活用促進(業界への周知、活用ガイダンスの実施等)

(厚生労働省)
・建設事業主及び建設事業主団体が利用可能な助成金の概要をまとめた資料を周知。

・労働局、ハローワークにおける助成金の円滑な支給。

(国土交通省)
・建設業界に対して、各種助成制度の活用を周知・促進。具体的には、業界団体や業者に対する助成金
 の具体的な申請方法等に関するガイダンス等を実施。


○ 社会保険未加入対策の更なる推進(法定福利費確保の推進、未加入業者に対する指導等)

(国土交通省)
・法定福利費が内訳明示された標準見積書等の活用促進。

(厚生労働省)
・建設業担当部局からの通報を受け、保険未加入事業所に対する指導。



2.人材育成施策
○ 地域における元請・下請、行政、教育機関等の関係者間の連携による地域毎の人材育成策の推進

(国土交通省)
・各ブロック又は都道府県毎に元請・下請、行政、教育機関等の実務者が参加する協議の場を設置し、
 各地域毎の
 ① 人材確保・育成・処遇改善等に関する情報共有、
 ② 学生に対する現場実習、セミナー等の実施、
 ③ 教育訓練の改善、
 等の取組を推進。

(厚生労働省)
・労働局、ポリテクセンターによる協議の場への参加

・大学などへのジョブサポーターの相談窓口設置・出張相談の強化を図るとともに、中小企業団体
 ・ハローワーク・大学等間の連携強化・情報共有化などにより、新卒者・既卒者に対する就職支援を促進。


○ 人材育成に資する助成制度の活用促進(業界への周知、活用ガイダンスの実施等)

(厚生労働省)
・建設業界における若年者の正規雇用としての就職及び定着を促進するため、若者チャレンジ奨励金、
 キャリアアップ助成金等により、非正規雇用の若年者を対象に職業訓練を実施する事業主等を支援。

・建設事業主及び建設事業主団体が利用可能な助成金の概要をまとめた資料を周知。

・労働局、ハローワークにおける助成金の円滑な支給。

(国土交通省)
・建設業界に対して、各種助成制度の活用を周知・促進。具体的には、業界団体や業者に対する助成金
 の具体的な申請方法等に関するガイダンス等を実施。


○ ものづくりマイスター制度を活用した、若年入職者の実技指導

(厚生労働省)
・「ものづくりマイスター」の開拓・認定を推進し、建設業の企業・団体、建設関連職種を育成する
 学校等からの依頼に基づく、若年技能者等への実技指導を全国で展開。

(国土交通省)
・建設業界に対して、ものづくりマイスター制度について周知。


○ 職業訓練施設の共同化、広域化等による機能強化に向けた検討

(国土交通省)
・地域の訓練施設の概況、課題等についての調査・把握。
・各ブロック又は都道府県毎に元請・下請、行政、教育機関等の実務者が参加する協議の場を設置し、
 職業訓練施設の共同化、広域化等を含めた教育訓練の改善方策について検討。

(厚生労働省)
・認定職業訓練施設の共同化、広域化等の実現可能性についての都道府県に対する調査、把握


3.人材移動の円滑化施策
○ 建設業務労働者就業機会確保事業の活用促進

(厚生労働省)
・建設事業主及び建設事業主団体に対し、建設業務労働者就業機会確保事業を周知。

(国土交通省)
・建設事業主及び建設事業主団体に対し建設業務労働者就業機会確保事業を周知。



と、様々な角度から建設業の人材不足を補おうとしているわけですが、やはり気になるのは、社会保険加入に関することです。


昨年より社会保険加入に対する対策は強化されていますが、ここでも必須の対応として取り組みが明記されています。


省を超えた社会保険加入への取り組み、今後、他の業界にも普及していきそうです。


今回の対策は現時点で切ることに特化したものですので、今後は建設業の仕事に就く若者が期待・希望を持つことができるようなビジョンを描けるよう、具体的な対策が求められます。


当面の建設人材不足対策

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